おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)|小伝馬町こどもクリニック|中央区小伝馬町にある小児科|土日診療

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おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)|小伝馬町こどもクリニック|中央区小伝馬町にある小児科|土日診療

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

おたふくかぜは唾液をつくる耳下腺、顎下腺を好むムンプスウイルスに感染することによって起こります。大半が10-15歳に起こります。精巣、卵巣、乳房、膵臓が腫れることがあります。飛沫、接触感染します。症状がでる48時間前から6日後まで感染力があります。食欲低下、頭痛が先行することがあります。そして片方、もしくは両方のあごの痛み、腫脹が起こります。飲み込みや会話がしにくくなります。発熱は3-4日でよくなりますが、あごの痛みや腫脹は1週間近く続きます。半数の方が大きな症状を訴えません。症状、経過から診断しますが、血液検査、尿検査をすることもあります。10日ほどでよくなります。解熱鎮痛剤で症状がやわらぐことが多いです。患部を軽く圧迫しながら冷やすと楽になることがあります。水分摂取を心がけますが炭酸や酸味が強いものは避けます。香料が多い食べ物やよく噛まなければならない食べ物も避けます。耳下腺(あご)の腫脹が改善するまで学校などは控えます。罹患すると1000人に1人が難聴になると言われています。

ポイント

  • 水分摂取を心がけましょう。
  • あごの痛みがひどいときには軽く圧迫しながら冷やしましょう。
  • 香料が多い食べ物は避け、やわらかいものを食べましょう。
  • 嘔吐、下痢、高熱が続く、ひどい頭痛がある場合には小児科を受診してください。
  • 腫れてから5日を経過するまでは自宅で安静にしてください。
  • 保育園(幼稚園、小学校)から許可書をもらってください。
  • 精巣の痛みや腫れがひどいときには小児科を受診してください。
  • 耳下腺(あご)の腫脹が改善するまでは学校などは控えてください。
  • アスピリンを内服するのは避けてください。

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